眠れないクマのプーの対局記録

眠れないクマのプーの将棋の対局記録

対局振り返り#31

笑ってしまうほど勝てない。体が痒い。気持ちも落ち込んでいる気がする。

こういうときほど、将棋の反省を通じて自分と向き合うことが大切である。

向かい飛車に対するお馴染みの手筋から若干有利に立った局面。ここは78龍と踏み込むべきだった。以下、52馬に69龍。ここで相手に手があるかのように錯覚してしまったのだが、41馬、同玉でその先はない。また、62馬には48金で明確にこちらが一手速い。取り合う順自体は当然読んだはずなのだが、見た目の遠さに惑わされて正しい判断ができていなかった。

先ほどの手順を流して互角で迎えたこの局面。ここから88龍、81歩成、同龍と指したのだが、普通に考えて桂馬を取られながらそっぽのと金の回収に2手を費やして形勢がよくなるはずがない。ここは相手が桂馬を取る間に、香得を生かして攻めあうという方針で進めるべき。同じ82の歩を取るにしても、その攻めの過程でついでに回収できるくらいでなければだめ。

具体的には、75香と打つ。歩の裏をついて当然の手。そこで81歩成に、44桂は受けずに78香成と攻め合うのが一例。あるいは先に53銀と上がり、本譜の65馬ならば83香と今度は8筋で歩の裏の香を打つ。

見た目的にこちらの玉の方が1路攻め駒に近く、相手の片美濃が固く見えるが、69龍まで進めて駒がたくさんあればいきなり39銀から詰む変化もあり(高速の寄せ的な何か)、その辺をちゃんと読めるかが大事。一例として、78に成香がいる場合、持ち駒が飛角金金銀とあれば詰む。

77の銀は66銀成を見せたものだったが結局ほぼ最後まで実現しなかった。そういう駒を活用する手は多少緩く見えてもやはり先に指すべき。本譜は64銀と打ったが、62成桂と攻めあわれ、馬は外せたもののそのまま攻められ続けてしまった。逆に言うとここでの相手の判断は参考になるというか、こちらは一手固めてから攻め駒の活用をしようとしている、つまり攻め駒の活用自体は遅れているわけで、相手としてはここで速度を上げれば敵の駒を遊ばせたままにできる可能性がある。こちらから見ても相手から見ても教訓の得られる局面だ。

こちらが入玉を目指した最終盤。ここで堪えきれずに58龍と交換してしまったわけだが、それはやはりよくなくて、横に逃げて7段目のききを残すべきだった。87龍だと玉の通り道がなくなると思ってしまったわけだが、相手も意外と支えの駒を設置するのは簡単ではなく、66桂と銀を取ると86のルートができる。できるだけ複雑に、わかりにくく、というのは、具体的には盤上に駒のききを多く残すことを意味すると思う。