対局振り返り#64
対相がかり棒銀。後手。

形勢はだいぶいい。ここでまず考えるのは、桂馬はすぐには取られない。16角がある。11のと金は、31の銀と交換になるかもしれないが、代償が得られるならそれでスッキリさせてしまうのもあり。
具体的な手としては、19飛が候補手。次に37桂があって、間接的に金が浮いているのを咎めている。それで58金なら15飛成で、桂馬にも紐がつくし、だいぶ駒得。

本譜も優勢は維持している。ここで思い切って29飛と打てればよかった。金を逃げる手に、15馬と外しておけば、馬が自陣にきく。31とで銀は失うが、駒損はなく、相手の攻め駒が消えてスッキリする。

後手の少ない懸案ポイントは、銀の遊び具合。それ使う意味で、36銀成があった。馬を取られると金を取れて、69金〜58龍があるので、馬は取られない。ならば銀の活用は大きい。本譜は47馬と進めたが、これは馬と飛車が交換できても底香が固くて、あまり大したことがない。かつ、それは香の壁に阻まれて確実に銀が遊ぶ。

以前として馬と飛車の交換は同玉の形が堅い。でどうするかだが、46桂と打つ。この手自体は見えていたものの、59飛と引かれてどうするのかがわからなかったが、28銀成の再活用がきく。32ととには51銀と引いて、相手は攻め駒がない。66桂と設置されるくらいで、39銀成に、48歩、49成銀、47歩。これが詰めろなので、73香。79飛、75歩、46歩。これがまた詰めろなので、18飛成の合駒請求、58桂(77玉には、76歩、86玉、75金、が74桂を消す攻防手で後手勝ち)、48成銀。うーん、こちらが詰めろを先にかけられる流れで難しいといえば難しいが、相手の攻め筋は単純かつ明確なので、これくらいは読めないと、という感じかなあ。